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上級者への第一歩!Google Analyticsで目的別にカスタマイズしたレポートを作成しよう!

デジタルマーケハンドブック<中級編>Vol.1

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Google Analyticsは自社のサイトへのアクセス情報がギュッと詰まっています。いわば、サイト改善には欠かせない情報の宝物庫。ですが、扱える情報が非常に多いため、見るべき数字に迷ったり、必要な数字になかなかたどり着けなかったりしがちです。そんな時に役に立つのがGoogle Analyticsのマイレポートという機能です。

標準のレポートが物足りない?レポート作成に役立つ指標とは

マイレポートは、Google Analyticsが持つさまざまな指標をカスタマイズして自分に最適なレポートを作る際に役立つ機能です。
従来であれば必要な情報を取得するために、Google Analyticsに点在する各種レポートを参照する必要がありました。また、場合によっては、参照して取得した数字をさらに加工する必要もありました。
マイレポートを利用して自分に最適なレポートをあらかじめ組んでおくことで、こうした作業にかかる時間を圧倒的に削減することができます。

マイレポートではさまざまな指標をレポートに組み入れることができます。
自由度が非常に高い反面、指標を選択する時にズラッと小難しい単語が出てきて面食らうことがあるかもしれません。
そんな時は、最低限、以下の指標を覚えておき、必要に応じて新たな指標に手を出すという使い方をすると良いでしょう。

ページビュー数

アクセス解析と聞いてまず思い浮かべる人も多いページビュー。読んで字のごとく、そのサイトにおいてページが表示された回数を表します。扱いに注意が必要な場面もありますが、あまりアクセス解析の知識が無い方にとってもイメージしやすい指標で、不特定多数の人と共有するレポート等でも使いやすい指標です。

訪問回数

サイトに入ってきてから出ていくまでの一連の行動を1としたアクセスの数え方で、他の解析ツールではセッション回数等と呼ばれることもあります。ページビューと違い、ユーザーがサイトに入ってきた後の行動は計上されないので、施策の単純な集客実績を比較するのに便利です。

コンバージョン完了数

お問い合わせや資料請求等、そのサイトでユーザーに取ってもらいたい行動が達成されたセッションをコンバージョンセッションと言います。何をコンバージョンとして扱うかにもよりますが、アクセス解析の中でも優先的に追うべき指標となります。なお、コンバージョン数の取得は初期状態ではできず、設定をする必要があります。コンバージョンの設定を行うことでできる分析の幅も広がりますので、是非設定しておくようにしましょう。

コンバージョン完了率

全体のセッション回数における、コンバージョンセッションの割合を示します。コンバージョン数が多くてもセッション回数も同様に大きければ、コンバージョン率としては低めの数字が出ます。特にアクセスをお金で買うようなリスティング広告などの施策で非常に重要な指標となります。

最大25個まで指標別に表が作れる!カスタマイズのメリット

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Google Analyticsにおけるマイレポート機能では、最大25個まで指標を設定した表やアイテムを作ることができます。
こう言うと、やはり指標をたくさん覚えないとマイレポート機能を十分に活用できないのではないかと考えがちですが、覚えている指標は少なくても、データ出力の切り口を変えることで、さまざまな情報をマイレポートに搭載することができます。

例えば、「メールマガジン経由ユーザーのコンバージョン率」や「特定のページを入口としたユーザーのコンバージョン率」といった情報を表示させることが可能です。

こうした切り口を変えたマイレポートを作成することで、「とある施策の効果測定」に特化したレポートや「施策同士の優劣を判断する」レポートなどが容易に作成することができます。情報量としてはサイト全体の情報が集まる標準レポートよりも少なくなりますが、こうして目的ごとに情報を絞り込んだカスタマイズを行うことでサイト全体の数字を漠然と見ている場合には気づかなかったような事実に気付きやすくなります。

レポートのカスタマイズ方法

それでは、カスタマイズ例として、上記で挙げた「特定のページを入口としたユーザーのコンバージョン率」を表示するレポートの作り方を見ていきましょう。

まず、レポートを作成したいGoogle Analyticsのビューを選択し、ビューのメイン画面に入ります。

その後、表示されるサイドメニューから、「マイレポート一覧」を選択してください。

「マイレポート一覧」を選択すると、「新しいマイレポート」という項目が出てきますので、そちらをクリックしてください。

マイレポートの作成というダイアログボックスが表示されますので、任意の名前を付けて、「空白のキャンパス」を選択します。

ウィジェットの追加ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで、さまざまな設定を行い、必要な数値を抽出していきます。

ここでは、「特定のページを入口としたユーザーのコンバージョン率」を抽出しますので、カテゴリは「指標」、指標は「コンバージョン率」、フィルタは「ランディング ページ」として、コンバージョン率を取得したい入口ページを選択してください。

これで、選択した入口ページからの訪問が、どの程度コンバージョンにつながっているのかを示すウィジェットがマイレポートに追加されます。

ちなみに、この数値は、そのページを入口ページとした際に、どの程度コンバージョンにつながりやすいかを推し量ることができますので、SEOやリスティング広告に力を入れるべきページなのかそうでないのかを判断することができます。

このような手順を繰り返して、必要なウィジェットを組み合わせ、自分だけのマイレポートを作成してください。

カスタマイズの注意点とまとめ

ここまで紹介してきたように、マイレポートは膨大な情報量を誇る標準レポートから今現在の状況に応じて必要な情報を凝縮してくれる便利なカスタマイズ機能です。
ただし、便利な機能とはいえ、それだけで完結してしまうはあまり得策とは言えませんし、注意が必要です。
重要になるのは、そのマイレポートで得た気付きをどう活かすかということです。
マイレポートで気付きを得たら、その事象がなぜ起こったのか仮説を立て、時には標準レポートも参照して改善案を導き出してください。
そうするうちに、他の指標についても知識が増え、より高度なマイレポートを作成できるようにもなることでしょう。

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ライタープロフィール

sumichel

スミ チェル《エリアシ副編集長》

前職の某通信系企業では主にBtoC向けのインターネット回線・ネットワーク・システム系業務を経験。
現在ではデジタル広告全般、BtoB企業を中心にデジタルマーケティング市場開拓・施策運用を担当。
高校時代から10年以上週1ペースでカラオケに通い続けおり、様々なオーディションにチャレンジしている。
体重が50キロ前後で周りからよく心配されており、肥える為に編集長と日々美食を求めている。

  • ※このコラムは執筆者の個人的見解であり、株式会社電通西日本の公式見解を示すものではありません。
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