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時節に合わせた最適なキーワードを狙え!

~デジタルマーケハンドブック 基礎編~ VOL.5

season

リスティング広告を出稿するとき、扱っている商品やサービスによっては、季節のキーワードや行事のキーワードを広告に取り入れてみると良いでしょう。
季節によって、売上が変動する商品を扱っている場合は、季節ごとに広告文や予算、そして可能であればリンク先のページも変えることが重要です。
また、直接季節商品では無かったとしても、繁忙期や閑散期は必ず存在するはずです。では、それらの傾向を掴んだうえで、季節に合わせた広告出稿で効果を上げるにはなにをすればいいのでしょうか。

そのキャンペーン効果なし!?やってしまいがちなキーワード選び

リスティング広告のアカウントは「広告グループ」と「キャンペーン」の2つに大きく分かれていますが、キャンペーンの設定を意識することが広告の効果を上げる鍵となります。
キャンペーンで設定出来ることは、以下の大きく2つがあります。

・ターゲットの設定
・1日の予算

ターゲットの設定は、曜日や時間帯、配信の地域が設定できます。これは季節要因のある商品であれば、特に意識をしなければいけません。商品のターゲットユーザーがインターネットを見る時間を把握しておくことで、時間帯を絞って出稿することも出来ますし、地域性のある季節行事に関連する商品を扱っているのであれば、その地域に限定して出すことがCVに繋がります。
地域によって繁忙期が違うものなどであれば、地域性は非常に重要になってきます。

また、ターゲットを設定することも重要ですが、1日の予算の設定を活用することで、効率よく広告を出稿する事ができます。

複数のキーワードグループをまとめ、同じ1日の予算で管理することは、結構やってしまいがちなことですが避けた方がいいでしょう。
なぜならば、複数のキーワードグループの中には、月間検索数の多いものと少ないものが混在している可能性があるからです。
せっかく時節を意識したCV率の高いキーワードを設定したとしても、1日の予算を表示回数の多い、そして月間検索数が多いものに取られてしまい、CV率の高い月間検索数の低いキーワードが十分に表示されない可能性があります。

ですので、キャンペーンで1日の予算を決める場合は、キーワードのグループ分けを必ず行いましょう。それによって、時節キーワードが効率よく出稿され、CVを稼ぐことが出来るようになります。

関連性も意識する

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時節を意識したキーワードを設定するときは、単に商品に関するキーワードだけでなく、季節に関連するキーワードも含めるようにしましょう。
その季節に特定のキーワードの検索数が増えるのには、必ず理由があります。
ユーザーの検索意図を理解したうえで、その意図や得たいものに関してキーワードを設定することが出来れば、商品に関連するキーワードだけでなく広くユーザーにリーチすることが出来ます。

例えば、夏の季節であれば「ボーナス」や「夏休み」などが関連キーワードになってくる商品も多いのでは無いでしょうか。
ボーナスや夏休みだけでキーワードにすることは出来ませんが、それを商品のキーワードと組み合わせることで、ユーザーの関心をひく広告出稿が出来るでしょう。
その他の季節では「衣替え」「父の日」「母の日」「クリスマス」なども季節の関連キーワードとなるはずです。

自社の商品と季節や季節行事との関連性をよく考えたうえで、キーワード設定を行いましょう。

キーワードマーケティング時には「ユーザーの検索意図」が重要になりますが、これは時節キーワードを設定する時も同様です。

時節に合わせたキャッチコピー

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時節キーワードを選んだ後は、キャッチコピーを考えなくてはいけません。出稿キーワードと同様に広告文もクリックされるかどうかに深く関わります。
ユーザーの検索意図を汲んだキャッチコピーを付けることで、ユーザーの共感を得ることが出来、良質なクリックを稼ぐことが出来ます。

キャッチコピーを作るときに意識することは下記の3つがあります。

・短く、端的に言いたいことをまとめる
・強い言葉を使う
・呼びかけを使う

これらの3つを押さえたうえで、キャッチコピーを作成すると定番で良質なキャッチコピーを作ることが出来ます。
ただ、何が正解かは常に数字を見て判断する必要があるので、いくつか作成し、必ずABテストを行いましょう。

また、事前のアンケートによってキャッチコピーを作成することも出来ます。
実際に商品を購入したユーザーに何が決め手になったのかを聞いておくことで、ユーザーに刺さった事項をそのまま広告文に載せることが出来ます。

シミュレーションとPDCAで検証

リスティング広告を出稿する前には、獲得できるCVやクリック数などのシミュレーションをしておきましょう。
各数値は、選択したキーワードの月間検索数や普段のCV率などから算出することが出来ます。データがあればあるほど、正確なシミュレーションが可能になるので、昨年のデータや一昨年のデータがもしあれば必ず確認しておきましょう。

広告は常にPDCAを回して行うものなので、昨年のデータなどから今年の動きの予想をしつつ、改善すべきところは改善していってさらに良い結果を出せるようにしなければなりません。

ただ、月間検索数や人気キーワードなどは常に変動するものなので昨年うまくいったからと言って、今年も同様に事が運ぶとは限りません。ですので、常に出稿しながら数値を見て微調整が必要になります。

また、全く新しい試みで、データがない場合のシミュレーションはかなり難しいでしょう。同様に月間検索数やCV率から仮説を立てることは出来ますが、これはあくまで仮説に過ぎません。
可能であれば、同業の事例などを集めると参考の数字にはなると考えられますが、それが手に入らない場合は、実際に出稿してみるまで成果の有無は分からないものです。
なので、やはり出稿しながらPDCAを回していくほかは無さそうです。
このように時節を意識したキーワードで広告を出稿すると、より幅広いユーザーの獲得に繋がります。自社の商品の繁忙期を見極めた上で、季節との関連性を見出していくことが重要です。適切なキーワード管理と出稿量で広告の費用対効果を上げていきましょう。

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ライタープロフィール

sumichel

スミ チェル《エリアシ副編集長》

前職の某通信系企業では主にBtoC向けのインターネット回線・ネットワーク・システム系業務を経験。
現在ではデジタル広告全般、BtoB企業を中心にデジタルマーケティング市場開拓・施策運用を担当。
高校時代から10年以上週1ペースでカラオケに通い続けおり、様々なオーディションにチャレンジしている。
体重が50キロ前後で周りからよく心配されており、肥える為に編集長と日々美食を求めている。

  • ※このコラムは執筆者の個人的見解であり、株式会社電通西日本の公式見解を示すものではありません。
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